2011年8月30日火曜日

建物に色を塗る(壁画グループ第3回)

壁画グループファシリテーターの岡です。第3回目でデザイン案を完成させました。

午前中は、デザインをもう少しシンプルにしよう、と建築家である水野さんからのアドバイスで、それぞれのデザインをシンプルにすることに取り組みました。また、絵を邪魔している窓があるところは、絵を少し修正するか、まどをずらしてもらうことにしました。
そして大事な色決め。図案も大事ですが、この色の選び方一つで建物の印象は大きく変わります。実際に塗装の色を選ぶときに使われる色見本をもとに話し合いました。これもできるだけシンプルにしようと、目標7色で話し合いましたが、結果的に少し増えて9色になりました。ただし、部屋の中で見る小さな色見本と、外で見る大きな実際の壁面はその色の印象が大きく違ってきます。実際に色を塗るときにもう一度確認する必要があります。
 午後は5分の1の縮尺のダンボール模型にアクリル絵の具で色塗りを行いました。途中で青が足りなくなりそうになり、改めて全体に青が多く使われていることに気づきました。思っていた形に整えたり、ムラが出ないように塗るのは大変。こどもたちは「画用紙に絵を描くことと大きな模型に絵を描くことの違いが分かりました。」と話していました。皆さん、実際はこれの5倍の大きさですからね。
最後に窓のところに穴を開け、完成です!福津の自然や行事をモチーフに、建物の形状に合わせたデザイン案となりました。皆さんお疲れ様でした。デザイナーの水野宏さん、ありがとうございました。